top of page

ペットのお悔やみ状イラストを制作しました

更新日:2024年8月1日



画像クリックで該当ページに飛びます


 動物病院様からご依頼があり、ペットの亡くなった飼い主様へ送るお悔やみ状のイラストを4種類制作いたしました。

 それまでは既製品を使用していたけれど、買い占めるように買うこと、またどうしてもデザインが犬猫ばかりで、それ以外の飼い主様に寄り添えない想いから、想いを込めたお悔やみ状を作りたいと思い、ご依頼いただきました。 


 イラストを通して、ペットを失った悲しみの中に、それまでのペットとの幸せな暮らしを思い出し、ペットと飼い主様の愛と感謝の気持ちが溢れるような、そんな作品になるようデザインを考えました。


 私自身も今は柴犬を飼っていますが、過去にはシマリスを飼育していたことがあります。


 この世のものとは思えないくらい、ものすごく可愛らしい生命体で、いつも癒されていました。でもそれ以上に、その子から多くのことを学びました。強くあろうとすること、自分の求める環境は自分で作り出そうと努力すること…初めてのペットでしたが、それはほとんど人生の師匠のようでした。

 しかしシマリスは、診てくれる病院が少なく、私が当時住んでいた町にはシマリスに対応している病院はありませんでした。シマリス特有かもしれませんが、最後の最後まで、自分が弱っているところを見せることなく、姿を見ていないなと気づいた時にはもう息を引き取った後でした。

 シマリスはとても小さな動物ですが、その存在はまさに 家族 でした。愛はその体の大きさでは計れません。亡くなってから、その大きさに気付かされました。


 その動物病院さんは、メジャーな動物だけでなく、シマリスのようなエキゾチックアニマルや、鳥類、爬虫類も診てくださいます。マイナーなペットの飼い主さん達の心の拠り所になっているのだろうなと思います。実際、遠所から来られる飼い主様も多いようです。



 イラスト制作にあたって、爬虫類を今までにほとんど描いたことがなく馴染みがない中で、instagramやyoutubeで、爬虫類オーナーさん達の動画を未漁りました。笑

 そこから、爬虫類も深い愛情を持っていることを知りました。想像以上に愛情表現があり、可愛らしさが溢れていました。新しい扉を開いたような感覚です!


 世界は、まだまだ知らないことだらけですね。そんな発見をさせてもらえるこの仕事、やはり、やめられません。

閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


@2023 Chiho Inoue All rights reserved.

bottom of page